2021年6月1日よりHACCPが義務化されます!
HACCP(ハサップ)とは、「
Hazard(危害)」「
Analysis(分析)」「
Critical(重要)」「
Control(管理)」「
Point(点)」の5つの単語の頭文字に由来する、国際標準の衛生管理の手法です。
→HACCP制度化の理由
☑HACCPは国際標準の衛生管理
☑日本食品の輸出促進、外国人観光客の増加、2020年東京オリンピック開催、万博開催等をみすえ、日本の食品衛生管理の水準を国際的にアピール
☑食中毒発生件数が下げ止まりで、異物混入事例は増加傾向(人口一人当たりの食中毒患者数は大阪が不本意ながら1位)
☑フードチェーン全体で衛生管理を実施
→
書類をどこか(保健所など)に提出する必要はありません。
ただし、自店で作成した衛生管理の記録書を随時更新し、保管しておく必要があります。
罰則としては、何か事故(食中毒など)が発生した際に、HACCP対応していないことが保健所に判明すると、
即、営業停止、営業禁止、また営業許可取り消しの処分が下されます。
飲食店様が実施すべき内容は下記の3点です。
(1)衛生管理計画の策定
(2)計画に基づく実施
(3)確認・記録
計画のひな型および作成方法は、下記URLよりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000479903.pdf
(厚生労働省 公益社団法人日本食品衛生協会編集)
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書
(小規模な一般飲食店事業者向け)
この機会を自店の衛生管理のレベルアップにつなげましょう!